パンツ専用尿とりパッドの種類
尿とりパッドは大きく分けて3種類存在します。
- パンツタイプ専用尿とりパッド (今回の記事)
- テープタイプ用尿とりパッド
- 高機能尿とりパッド
です。
ここでいうパンツ用とかテープ式用はアウター(大人用おむつ)の種類についてです。
おむつがパンツタイプかテープ止めタイプかによって、最適な尿とりパッドが違うんですね。
⇒最適な大人用おむつの選び方はこちら>>
今回はパンツ用の尿とりパッドについて説明します。
パンツタイプ専用尿とりパッドとは?
パンツ用の尿とりパッドは、
アウターがパンツタイプのものを使用している方に最適なパッドです。
テープ止めタイプの尿とりパッドがパンツタイプに使えないわけではありませんが、ズレたり、モレたりすることが多々あります。
私がドラッグストアで販売していた頃は、モレるからということで、1度に何枚ものテープタイプ用の尿とりパッドを使用される方が見えました。
かなり不経済ですし、つけている方の不快感も相当なものだったと思います。
そんな不満を解消できるように発売されたのがパンツ用尿とりパッドです。
※パンツ用のパンツとは大人用おむつのパンツのことであり、ズボンや普段はくショーツではありません。
パンツタイプ専用尿とりパッドのメリット
パンツタイプ専用の尿とりパッドを選ぶメリットはあるのでしょうか?
この専用の尿とりパッドを使用するメリットは
- ズレにくくなる
- 使用感がサラッとしている
- 肌に優しい
- モレが減る
などが挙げられます。
使用している方の快適度が上がり、満足感がアップします。
パンツタイプ専用尿とりパッドのデメリット
では、パンツタイプ専用の尿とりパッドを選んだ時のデメリットはあるのでしょうか?
デメリットと感じやすいのは、
- 1枚当たりが割高に感じる
という価格面です。
ただし、モレを防ぐために1度に何枚もパッドを使用している方なら、パンツ専用なら1枚の使用で済むので、結果的に安く済みます。
さらに、要介護者は快適感が増し、介助者は余計なアウターの交換頻度が減ることになるので、総合的に割高になることはないと思います。
アウター(大人用おむつ)がパンツタイプの方は、1度専用尿とりパッドを試されるといいかもしれませんね。
もし、アウターがパンツタイプで、尿とりパッドがテープ止め式の物を使っていても全く不便や不快感を感じていないようでしたら、そのまま使い続けるのもアリだと思います。
約20年前、アウター(大人用おむつ)は、テープ止め式が主流でした。約9割近い人がテープ止めを使っていました。大人用おむつの代名詞がアテント(大王製紙)だった時代ですね。それが今では逆転し、テープ止めタイプを使う人は2割ちょっとまでに減っています。8割近い人はパンツタイプを選ぶようになりました。それに合わせて、パンツタイプ専用の尿とりパッドが発売されるようになりました。
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